住まいのこと
大学生の一人暮らしで部屋探しのポイントは?不動産会社を利用するコツや一人暮らし前にすべきことを解説
2024年12月27日
大学入学をきっかけに実家を離れて一人暮らしを始める人は多いでしょう。
受験勉強や試験、新生活の準備などが忙しく部屋探しに十分な時間が取れないことも多いので、ポイントを押さえて効率よく進めていくことが大切です。
本記事では、初めての一人暮らしでも失敗しにくい物件探しのコツを紹介していきます。
大学生の一人暮らしで重視すべき部屋探しのポイント
大学生が一人暮らし用の物件を探す際に気をつけたいポイントは、大きく分けて本章で紹介する以下の3点です。
住んでから後悔したとしても、再び引っ越すには時間もお金もかかってしまうため、しっかり考えて物件を選びましょう。
大学までの距離と通学時間
最優先で考えるべきは、大学までの距離と通学時間です。
大学生は授業だけでなくゼミやサークル活動の際も学校へ出向く必要があるため、通学時間を短くする方が時間を有効活用でき、ストレスを感じにくいです。
大学の近くに住むことで遅刻のリスクも少なくなるため、単位を落としにくくなります。
徒歩や自転車で通学できる距離の物件を選べば、交通費の節約にもなります。
また、空きコマや休み時間に帰宅することも可能なので、時間を潰したい時や忘れ物をした時にも便利です。
周辺の環境
物件選びの際は、周辺環境も必ずチェックしましょう。
スーパーやドラッグストア、コンビニなどの商業施設が近くにあると生活の利便性がアップします。
また、駅や市街地の近くに住むと、アルバイトをしたり遊びに行ったりしやすいので、大学生の一人暮らしは生活に不便がないか確認しておきましょう。
安全に一人暮らしするには住む地域の環境についても必ず確認してください。
インターネットでリサーチするのはもちろん、可能な限り現地に足を運んで雰囲気を見ておきましょう。
空き家が点在している、落書きやゴミのポイ捨てが多い、街灯や人通りが少ないなどの特徴がないか、事前に確認しておくと安心です。
物件の間取りと設備
大学生の一人暮らしでは、1Rや1Kといったコンパクトな間取りが選ばれやすいです。
予算や生活スタイル・持ち物の量に応じて、自分に合った広さを選択しましょう。
水周りの設備も暮らしの快適さを大きく左右するため、ユニットバスやバストイレ別といった仕様は慎重に考えましょう。
また、大学生に人気の設備として、インターネット無料物件が挙げられます。
面倒な契約が不要で月々の通信費を節約できるので、課題などでパソコンを使う機会が多くても安心です。
大学生が一人暮らしを始める前に行うべきこと
一人暮らし用の物件を探し始める前に、自分の中である程度の方針を定めておくとスムーズです。
部屋探しを始めるタイミングや、家賃の予算、住みたい部屋の条件などを、入居したい日に間に合うよう前もって考えておきましょう。
引越しまでの計画を立てる
実家から大学まで通える距離であれば、大学生活に慣れて落ち着いたタイミングでの引越しも可能です。
しかし、実家から大学が遠い場合は、入学式までに引越しを済ませておく必要があります。
ほとんどの場合、受験が終わる2月〜3月頃から物件を探し始めますが、早めに動いた方が希望の物件に入居できる確率は高まります。
大学や試験方式によって受験が終わる日程は一人ひとり異なるので、すぐに行動を開始できるよう計画を立てておきましょう。
家賃の予算を決める
部屋探しを始める前に、おおまかな予算を決めておくとスムーズです。
一人暮らしをするにあたって親が金銭的に援助してくれる場合は、予算のすり合わせを行う必要があります。
自分で支払う場合は、アルバイトの給料や奨学金、仕送りなどを合わせて収入を算出し無理のない範囲で予算を決めましょう。
一般的に、収入の3分の1程度が適切な家賃だと言われており、地域によって家賃の相場は異なるため、どちらの場合も事前のリサーチが必須です。
住みたい部屋の条件に優先順位をつける
大学からの距離や間取り、周辺環境など住みたい部屋の条件に優先順位をつけることも大切です。
優先したい条件をリストアップして不動産会社に伝えることで、希望に合った物件をスムーズに提案してもらえます。
優先度が高い条件の例として、駅近物件、バストイレ別、敷金礼金ゼロなどが挙げられます。
とくに女性の場合は、2階以上やオートロック付きなど、防犯性を高める条件についても考えておきましょう。
大学生の部屋探しで不動産会社を利用するコツ
一人暮らしを始めるには、不動産会社と二人三脚で物件を探していくことになります。
上手く利用して希望の物件を見つけるためには、ポイントを押さえることが大切です。
本章では、利用する不動産会社の選び方から家賃交渉、内覧のコツを以下で紹介していきます。
地元に強い不動産会社を利用する
大学生の一人暮らし用物件を探すなら、地元の情報に精通している地域密着型の会社を選ぶのがおすすめです。
地域のことや買い物スポット、自治体のルールなど詳しい情報を教えてもらえるので、初めての一人暮らしでも安心です。
また、大家さんとの付き合いが長い傾向にあるため、条件交渉が通りやすいというメリットもあります。
地域のネットワークを大切にしているため、紹介できる物件も豊富なことが多く、希望に沿った提案をしてもらえる可能性が高いです。
家賃の予算は5,000円ほど低めに伝える
お得に物件を借りるなら、不動産会社に家賃の予算を少し低めに伝えましょう。
部屋探しを進めるうちに予算オーバーになってしまうことはよくあるため、最初に気持ち低めの予算を伝えておくことで出費を抑えられます。
予算を1万円以上低く申告してしまうと、提案される物件が希望のランクと異なってしまうことが考えられます。
したがって、実際の予算から5,000円ほど引いた金額を伝えるのがベターです。
内覧に行く時間帯に注意する
内覧に行く際、時間帯まで気にしているでしょうか。
時間の都合が合わなかったからと、日が落ちてから内覧に行った場合、日中の日当たりの悪さなどがわかりません。
内覧から得られる情報は時間帯によって変わります。
外したくないポイントをチェックできる時間帯に内覧に行くことで、入居してからイメージと違ったということになりにくいです。
また、隣人の生活音などは平日と週末などでも違いがあるので、日当たりや隣人の生活音もチェックしたいという方は2回に分けて内覧したい旨を担当者に相談してみましょう。
まとめ
大学生が一人暮らしをスムーズにはじめるためには、希望の条件をピックアップし、計画的にお部屋探しをすることが大切です。
また、後悔しないお部屋探しのためには、不動産会社選びも重要です。大学周辺に詳しい地域密着型の不動産会社を利用し、物件のことだけではく周辺環境までしっかり確認しましょう。
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