住まいのこと
1Rと1Kの違いは何?メリット・デメリットを教えて!
2020年10月01日

ひとり暮らしに人気の1R(ワンルーム)と1K(ワンケー)。間取りを見ると、あまり違いがないように思えますが、実はそれぞれ違った特徴を持つことをご存知ですか?それぞれのメリット・デメリットを知って、あなたの生活スタイルに合った間取りを選びましょう!
1.1R(ワンルーム)と1Kの違い
1R(ワンルーム)とは、「キッチンが部屋の中にある」間取りをいいます。部屋に仕切りがなく、キッチンと居室が一体となっています。そのため、1Kと比べて安価な家賃設定となっており、家賃を抑えたい方に人気が高い間取りです。
1K(ワンケー)とは、「キッチンが部屋の外にある」間取りをいいます。「K(キッチン)+1部屋」で、4.5帖未満のキッチンは”K”とされます(4.5帖より広いと1DKもしくは1LDKとという表記になります)。居室とキッチンが、壁や扉で仕切られているため、生活にメリハリのあるお部屋になります。
広さとしては、1R・1Kともに20㎡~25㎡が主流で、社会人や学生のひとり暮らしに人気のコンパクトな間取りとなっています。
2.1R(ワンルーム)の特徴
ワンルームは居住スペース内に必要な設備がほぼ配置されているため、生活がしやすいとの声があります。部屋を仕切る壁がないため、エアコンの風は部屋全体にいき渡ります。居室は一部屋のみなので掃除もらくらくで、家具や収納などレイアウトのしやすさも大きなメリットといえます。
デメリットとしては、お風呂やトイレなど生活音が部屋に響きやすいことや、料理をする際に、部屋に臭いが充満しやすいことが挙げられます。しかし、同じ面積の1Kと比べて、比較的家賃が安く済む物件が多いため、毎月の費用を抑えたい人や料理をあまりしない人におすすめの間取りです。
3.1K(ワンケー)の特徴
居住空間がキッチンと分けられた1Kは、ひとり暮らし向け物件の中でも人気の高い間取りです。玄関から部屋が丸見えにならず、訪問者が来た際の視線に気を遣わずに済みます。キッチンが居室の外にあることで、料理の臭いが居室の寝具や服などにもつきにくいため、料理を頻繁にする人におすすめです。
ただ、居室の外にあるキッチンに空調が行き届かないことが、デメリットと感じる人もいるようです。冬の寒さや夏の暑さへの対策が必要となるかもしれません。
また1Kの中でも、キッチンが小部屋になっているタイプや、扉でキッチンが隠せるタイプなど、様々なタイプのお部屋があります。内見してみて、好みのお部屋を見つけましょう。
4.まとめ
1Rと1Kの違いは、キッチンと居室の間に壁や仕切りがあるかないかだけですが、毎月の出費や生活スタイルに大きな違いが出てくることになります。また、同じ広さ(専有面積)でもそれぞれの間取りによって部屋の広さの体感が異なってきます。必ず、実際に部屋を内見してみることが大切です。1Rと1Kのメリット・デメリットを踏まえた上で、自分の生活スタイルにあわせた間取りを選びましょう!