お金のこと
家賃は手取りの何割?家賃の目安を知っておこう!
2020年10月01日
毎月支払わなければならない家賃。負担なく支払える金額ってだいたい手取りの何割くらいかご存知ですか?毎月の固定出費を見直して、負担なく賃貸ライフを送れるような予算設定をしておきましょう!
1.一般的には「家賃は手取りの3割」だが・・・
一般的によく言われているのが、家賃は手取りの3割まで、といった目安です。ここで、「家賃」として考えておきたいのは、共益費や保証料など、住宅関係で支払う費用すべての合計額、すなわち「住宅費」です。具体的な数字で考えてみると、
例)
手取り16万円 → 住宅費4.8万円まで
手取り18万円 → 住宅費5.4万円まで
手取り20万円 → 住宅費6.0万円まで
ぐらいが一般的には目安とされています。福岡・佐賀エリアでのひとり暮らしであれば、相場から考えても問題ない家賃帯です。
手取りから支払う支出には他にも、
- 光熱費
- 通信費
- 食費
- 被服、日用雑貨費
- 交際費
などが挙げられます。これに加えて、預金や保険、返済など、それぞれの世帯で固定支出の内訳は異なりますので、自分の生活で固定支出がどのくらいあるのかを一度見直してみると、住宅費をどのくらいに抑えれば良いかが見えて来ます。
実はこれ、お部屋さがしでは結構大事。予算が曖昧なままだと、予算オーバーの素敵な物件に目が行って高めの物件を契約してしまい、のちのち生活が圧迫されてしまった・・・といったことにつながりかねません。自分の給与の手取り額と、毎月の他の固定支出から、無理のない範囲で住宅費の予算、上限を試算しておきましょう!
2.オール電化やネット無料の物件は例外
オール電化の物件に関しては、光熱費のガス代がかからず、電気代のみで生活できます。オール電化物件は安い深夜電力を使えるプランがほとんどなので、昼間仕事や学校で留守にすることが多いひとり暮らしの方は特に、使い方次第で電気代を節約することが可能。一方、ガスの中でもプロパンガスはガス会社によって料金に幅があるため、中にはひとり暮らしでも思ったより高額なガス料金を請求されてしまった、といったケースもあります。せっかく安い家賃の物件にしたのに、他の費用が嵩んでしまっては本末転倒。不動産屋さんはそういった情報も把握していますので、確認してみると良いでしょう!
また、最近増えているネット無料の物件に関しては、インターネットの通信費を節約できるため、こちらも浮いた分を家賃に上乗せして探すことができます。お部屋探しの際、予算内で希望通りの物件がなかった時には、少し予算を上げて、オール電化やネット無料の物件を探してみるのもいいかもしれません。
3.ある程度家賃の幅を持って探すのがコツ!
賃貸物件は間取りも条件も様々。家賃もそうですが、エリアや条件などもある程度幅を持たせて探すほうが色々な物件に出会えます。その中から、不動産屋さんの話を聞いたり、実際に内見してみたりして、一番希望に近い物件に絞って行きましょう。もちろん初期費用のお見積りを比較するのも大事。不動産会社の担当に、しっかり希望を伝え、理想のお部屋を探してくださいね!
4.まとめ
家賃は毎月かかってくる固定費ですので、無理のない範囲内で抑えておきたいものです。ある程度上限は決めつつも、家賃以外の条件も加味して選ぶ必要があります。まずは条件にゆとりを持って物件をピックアップし、様々な条件から絞って一番希望にあう物件選びをしましょう!