まちのこと
太宰府市の住みやすさは?生活環境や家賃相場を詳しく紹介!
2024年08月26日
福岡県の中央部に位置する太宰府市は、歴史と文化に彩られた街であり、全国的に有名な観光地が多く集まるエリアです。
太宰府市の北部と東部、南西部はそれぞれ四王寺山、宝満山、天拝山に囲まれており、市の中央部には御笠川が流れています。
市域の約6割が森林や環境緑地、農地などで占められており、豊かな自然と落ち着いた雰囲気が魅力です。
かつて農村として大きく栄えた太宰府市ですが、現在はベッドタウンとしての側面が強くなりつつあります。
歴史的背景や観光のイメージがありますが、住宅地が多く生活拠点としても優秀です。この記事では、太宰府市の特徴や家賃相場を含めた街の住みやすさについて詳しく解説します。
太宰府市の特徴
太宰府市は、福岡県の中央にある人口約7万人の都市です。
かつて、奈良時代から平安時代にかけて九州全体を管轄する「大宰府」と呼ばれる大きな役所が設置されており、約500年の長い間、日本の外交防衛の権限を担っていました。
江戸時代には宿が多く設置され、大宰府の門前町は宿場町として発展し、多くの人が行き交う街になったといわれています。
現在でも市内には多くの史跡が残っており、なかでも菅原道真公を祀った「太宰府天満宮」が特に有名です。
歴史や文化の色が強い太宰府市ですが、豊かな自然と多くの住宅地があることから、暮らしやすい街としても知られています。
ここでは、太宰府市の交通利便性や生活環境など、街の住みやすさについて解説します。
交通利便性
太宰府市には、鉄道とバス、高速道路の3つが揃っており、あらゆるエリアにアクセスできる交通利便性があります。
鉄道はJR鹿児島本線、西鉄天神大牟田線、大宰府線の3路線が利用可能であり、博多駅や天神駅まで30分以内に移動が可能です。
また、太宰府市ではコミュニティバスの「まほろば号」と「西鉄バス」が運行しており、鉄道ではアクセスしにくい公共施設や役所、観光名所などに移動できます。
西鉄バスにいたっては博多駅や福岡空港にも移動できるため、活動範囲が広げられるでしょう。
太宰府市には高速道路のインターチェンジ「大宰府IC」もあり、車での移動も快適です。鉄道とバス、高速道路が揃った太宰府市は、優れた交通利便性があるといえるでしょう。
生活環境
太宰府市には大型商業施設はありませんが、昔ながらの個人店や飲食店が多くあります。
特に太宰府天満宮へと続く参道には飲食店やカフェ、伝統的な土産品や地域の特産品を販売している多種多様なお店が建ち並んでおり、観光客だけではなく、地域住民にも広く利用されています。
太宰府市から少し離れた場所には、大型ショッピングモール「イオンモール筑紫野」があり、食料品や日用品はもちろん、ファッション店や雑貨店、映画館などもあるため、日常的な買い物で困ることはないでしょう。
また、太宰府市には市役所や図書館などの公共施設をはじめ、総合病院やクリニックなどの医療機関も多数揃っており、生活利便性も非常に高いです。
暮らしに必要なさまざまな要素が揃った太宰府市は、生活拠点にピッタリなエリアといえるでしょう。
太宰府市の家賃相場
太宰府市での暮らしに興味があるのであれば、家賃相場が気になるのではないでしょうか。
LIFULL HOME'Sが公開している情報によると、太宰府市の家賃相場は以下の通りです。
● ワンルーム:3.7万円
● 1K:3.8万円
● 1DK:4.0万円
● 1LDK:5.9万円
● 2LDK:6.1万円
● 3LDK:7.0万円
太宰府市の家賃相場は全体的にリーズナブルになっており、福岡市と比べても2万円近く安くなっています。
福岡県の中心部や県外への優れた交通アクセスと暮らしやすい環境を考えれば、太宰府市はコストパフォーマンスが高いエリアであるといえるでしょう。
まとめ
太宰府市の交通利便性や生活環境などについて解説していきましたが、参考になりましたでしょうか。
太宰府市には長い歴史と文化があり、風情のある街並みと全国的にも有名な観光スポットが多くあることが特徴です。
観光地として認識されていることがありますが、市域には豊かな自然や住宅地が多くあり、生活拠点としても有用です。
近代的なお買い物スポットは少ないですが、昔からある個人店や飲食店など歴史あるお店が多くあるため、雰囲気を楽しみながらお買い物ができるでしょう。
新たな生活拠点を探している方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
多くの魅力がある太宰府市で物件を探している方や移住について興味がある方は、ぜひ『駅前不動産』にご相談ください。