住まいのこと
二人暮らしの部屋探しのポイントとは?探す前や探すときに重要なポイントを徹底解説!
2025年02月28日

二人暮らしの部屋を探したい人は、インターネットや住宅情報誌などで希望の間取りや居住エリアを調べることがあるでしょう。しかし、一人でどんどん話を進めてしまうと、相手の不満に気づけなかったり予想外の家賃で生活が苦しくなったりする可能性もあるので、二人で事前に話し合うことが大切です。
一人暮らし以上に二人暮らしの部屋探しでは決めることが多いので、しっかりポイントを押さえておきましょう。
二人暮らしにおすすめの間取り
広い部屋には誰しも憧れを抱きますが、二人暮らしの部屋探しで大切なことは広さやおしゃれさだけでなく部屋の数です。
どのような生活スタイルを送り、どのように過ごしたいかによって選ぶ間取りが異なるので、二人暮らしにおすすめの間取りを見ながら、イメージしていきましょう。
①1DK・1LDK
1DK・1LDKは1つの部屋を寝室として使い、ほかの時間はダイニングやリビングで過ごすイメージの間取りです。
生活スタイルが似ている人や2人の時間を多く取りたい人におすすめの間取りといえます。
1LDKは、近年一人暮らしや二人暮らし向けのマンションなどで主流の間取りのため、築浅でおしゃれな物件が多いのも特徴です。
1DKと比べると家賃が高くなる傾向がありますが、2LDKと比べると安く抑えられるので、節約しつつ二人暮らしを始めるのにもよいでしょう。
②2DK・2LDK以上
2DK・2LDKはダイニングやリビングスペース以外にも2つの部屋があるので、1DK・1LDKと比べると自由度が上がります。
二人がそれぞれ個室を持てたり、仕事部屋を作れたりするので、プライベート空間を大切にしたい人やテレワークメインの人・生活サイクルが異なる人などにおすすめです。
特に2LDKの間取りは物件数が多いので気に入った部屋を見つけやすく、将来的に家族が増えたときにも対応しやすいメリットがあります。ただし、家賃は高めで、部屋が広くなる分光熱費なども高額になりやすいです。
二人暮らしの部屋探しで事前に決めておきたいポイント
一人暮らしではすべて自分の思う通りに決められますが、二人暮らしの部屋探しでは双方が快適に暮らせるようにしなければなりません。
部屋探しを始める前に、二人で事前に決めておきたいポイントを把握しておきましょう。
ポイント①居住エリア
居住エリアは二人できちんと決めておくべきポイントで、通勤・通学で通いやすい場所や実家のある駅の沿線など、ある程度エリアを絞っておきましょう。
どちらかだけにメリットがあるエリアを選ぶと、二人暮らしをしていく中で相手に大きなストレスがかかります。
また、少し田舎でのんびりと暮らしたいのか、都会に近いエリアで便利に暮らしたいのかもよく話し合うことが大切です。
住めば都とはいわれますが、どちらかだけに負担がかからないように二人が納得できるエリアで部屋を探すようにしましょう。
ポイント②家賃の予算
家賃は、家を借りて暮らしている間は毎月かかる固定の費用なので、しっかりと予算を立てて探しましょう。
家賃の目安は収入の3割以内といわれますが、実際に収入の3割近くが家賃で消えてしまうと、生活が苦しくなることも多いです。
契約時の初期費用は家賃を元に計算され、実際には家賃の4〜5ヶ月分程度かかることも頭に入れておきましょう。
二人の収入に見合った家賃内の物件を探すだけでなく、日頃からしっかり貯金することも大切です。
ポイント③物件の仕様や駅からの距離
築年数が経過している古い物件は、新しい物件と比べると家賃を抑えられますが、設備の老朽化や不便さを感じることもあります。
建物の構造には、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄筋鉄骨コンクリート造の4種類があり、生活音の伝わり方や耐震性などが異なります。
木造は家賃が安い傾向にありますが、耐震性や生活音が気になるという人もいるので、よく話し合って決めましょう。
駅からの距離が近ければ近いほど家賃が高く、特急や急行の停車駅・乗り換え駅などでは相場より高くなる可能性があります。
ポイント④希望する設備・間取り
設備や間取りは二人暮らしをしていく中で大きな影響を与えるので、必ず優先順位をつけるようにしましょう。
二人とも仕事をしているので宅配ボックスはあった方がいい、ドラム式洗濯乾燥機を買うから浴室乾燥設備はいらないなど、取捨選択していくことが大切です。
プライベートな空間を確保したい場合は、1DK・1LDKは避け、多少家賃が高くても2DKや2LDKを探した方が無難でしょう。
すべて満足のいく設備・間取りの物件は存在するかもしれませんが、数が少なく家賃も高くなる可能性があるため、譲れないポイントを絞ることが大切です。
二人暮らしの部屋を探すときに押さえておきたいポイント
二人暮らしする上での家賃や間取り・居住エリアなどが明確になったら、実際に二人暮らしの部屋を探します。
部屋探しには多くの労力と時間がかかるため、忙しい人にとっては負担が大きくなることがあります。そこで、押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。
ポイント①内見は二人で行う
二人暮らしの部屋を探すなら、必ず内見は二人で一緒に行いましょう。
事前に住みたい部屋をイメージしていても、実際の部屋を見ると考え方が変わったり、問題ないと思っていた間取りに不具合が出たりする可能性があります。
二人で内見を行えば、内見しながら意見を出し合えるので、今後の暮らし方をイメージしやすいです。
ポイント②周辺環境・治安を確認する
現地を訪れてみないとわからない周辺環境や治安は、二人暮らしの部屋を探しにきたときにはあわせて確認しておきましょう。
生活圏内にどのような施設があるのか、最寄り駅の混雑状況なども見ておくと安心です。
日中だけでなく朝や夜にも訪れると、ゴミ出しの状況や夜間の人通りなども確認できるので、時間を変えて何度か訪れるとよいでしょう。
ポイント③信頼できる不動産会社に相談する
不動産屋はどこでも同じと考えられがちですが、不動産会社の良し悪しでよい部屋に出会えるかどうかが変わるので、信頼できる不動産会社に相談するようにしましょう。
物件情報が豊富な不動産会社に部屋探しを依頼すると、より幅広い選択肢の中から部屋探しができます。
契約を急がせたり、押し売りをしたりするような不動産会社は避けることが大切です。
まとめ
二人暮らしの部屋探しは、事前に意見をすり合わせておくことが大切ですが、希望に合う部屋を数多く紹介してくれる不動産屋さんを探すことも必要です。
駅前不動産は、福岡や佐賀を中心に豊富な物件を取り扱い、年間13,000件以上の賃貸仲介実績があります。
街の情報にも精通しているので、福岡・佐賀エリアでの二人暮らしは、ぜひ駅前不動産にお任せください。