まちのこと
恋の国「筑後市」で良縁祈願!
2022年05月23日

筑後市には恋の神様を祀っていると有名な「水田天満宮」があります。近年全国的にも有名になってきており、多くの観光客も訪れています。水田天満宮の敷地内にある「恋の木神社」についてご紹介します!
1.日本で唯一の恋の神様
筑後市の水田天満宮には日本で唯一の恋の神様、恋命(コイノミコト)様が御祭神として祭られています。この神社は1672年に建てられました。菅原道真が大宰府に左遷され生涯を終えるまで、都に残してきた妻と子を思う気持ちを祭られた神社です。若い女性やカップルの観光地としてはもちろん、筑後市の催し会場としても利用され、地域の人に愛されています。
1991年に台風被害を受けた「水田天満宮」を改修している途中に、当時の神主さんが、本殿の軒下にあった「猪目模様」がハート型に見えたことから、「恋木神社」となったようです。
2.恋の木神社の御利益・みどころ
水田天満宮本殿の右奥を進んでいくと地面にカラフルなハートがデザインされた、恋の木神社へと続く道「恋参道」が現れます。このハートは水田の伝統工芸品「水田焼」で作られているようです!そのほかにも、敷地内にある花壇、灯篭もハート型をしていてとっても写真映えしそうです。
こちらは「恋参道」を抜けた先にある本殿です。目につくところすべて♡です!
お参りをするときにガラガラと鳴らす鈴の鍵穴もハートの形をしています!本殿の周りを取り囲むように成就祈願の絵馬もつるされていて、訪れるだけでご利益がありそうです。鳥居には合計10個のハートが描かれており、全部見つけると幸せになれるそうです。
また、この鳥居の横にも夫婦雛の祠があり、さわったりなでたりでご利益があるそうですよ!
こちらは引いたおみくじを結び付けてさらなるご利益を得られるよう願う場所です。このまわりもハートが沢山埋め込まれていてとってもかわいいですね!
この真ん中にある木は御神木として親しまれている「幸福一位の木」です。ハートがついた鳥居を正面として、この「幸福の一位の木」を左、右、左の順で回ると、幸せになると言われています。
3.恋の木神社の催事
毎年2回、3月3日と11月5日は良縁成就の日と言われていて、良縁成就を願って祈願祭、「良縁成就祭」が行われているそうです。良縁成就特別祈願と、午前9時~午後5時までの間に特別にご祈祷された「ゆかりのいと守」が授与されます。
「良縁成就祭」は恋愛等のご縁を願うお祭りだと思われがちですが、「良縁」とは恋愛に限らず友人関係、家族関係、子宝、仕事での良縁など、人生のあらゆる出会いの縁を願う祭りなので様々な人に魅力的な催事となっています。
是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
4.まとめ
恋木神社はどこもかしこも♡だらけで、日本一かわいい神社でした!参拝者の良縁祈願、恋愛成就のために、さまざまな工夫が凝らされていて、恋人だけでなく大切な友達や家族と訪れても楽しそうですね!