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マンションを購入するなら中古と新築どっちがおすすめ?それぞれのメリット・デメリットを解説
2025年07月14日

「夢のマイホーム」としてマンション購入を考えているけれど、新築と中古、どちらを選んだらいいか迷っていませんか?
それぞれの魅力や注意点についてインターネットで調べても、結局どちらが良いのか判断に困る方も多いでしょう。
この記事では、新築マンションと中古マンション、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
マンションは中古と新築どちらがおすすめ?
「マンションは中古と新築、どちらが良いのか?」
この疑問は、マンション購入を考える多くの方が抱える共通の悩みです。
どちらの選択肢にも魅力的な点があり、一概に「こちらが良い」とは言い切れません。
あなたのライフスタイルや価値観、そして将来のライフプラン次第で、最適な選択は大きく変わってきます。
まずは、それぞれのメリットとデメリットを理解し、あなたが何を重要視するのかを考えることが重要です。
中古マンションのメリットとデメリット
「マンションの魅力は新築だけ」と思っていませんか?
中古マンションの流通量は新築マンションを上回っており、中古マンションを選択することは特別なことではなくなりました。
中古マンションには新築にはない魅力があり、特に価格の手頃さは中古マンションの大きな魅力の一つです。
その一方で、購入後にリフォームが必要になったり、どうしてもデメリットが出てくるのも事実です。
「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、デメリットもしっかり把握しておくことが重要です。
中古マンションのメリット
中古マンションの最大の魅力は、なんといっても価格にあります。
新築マンションと比較すると、数百万円から数千万円もの価格差が生じることも珍しくありません。
この価格差を活かすことで、シンプルに購入費用を抑える選択もできますし、同じ予算内でも新築より広い部屋を検討したり、より好立地の物件を手に入れたりすることも可能になります。
また、浮いた予算をリフォームやリノベーションに充てて、理想の住空間を作り上げることも夢ではありません。
さらに、中古マンションは実際に部屋を内覧できることがほとんどのため、日当たりや風通し、眺望などを事前に自分の目で確認できるという安心感も大きなメリットです。
購入前に実際の生活を具体的にイメージできるのは心強いでしょう。
そして、既に住民がいるため、マンションの管理状況や住人の雰囲気、周辺環境の利便性など、住み心地に関するリアルな情報を集めやすい点も挙げられます。
中古マンションのデメリット
中古マンションには多くのメリットがある一方で、いくつか注意しておきたいデメリットも存在します。
まず挙げられるのは、設備の老朽化やデザインの古さです。
キッチンやお風呂などの水回り設備が古いままだったり、内装のデザインが時代遅れだと感じることもあるでしょう。
前の住人の生活感が残っていることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。
これらの設備はリフォームで新しくできますが、間取りの変更には制限があるため、希望通りの使い勝手を実現できない可能性もあります。
築年数によってはセキュリティ設備が整っていない物件や、共有部分の劣化などは購入者個人では改善できない点も注意が必要です。
また、築年数によっては耐震基準が現在のものと異なる可能性がある点も考慮が必要です。
耐震性能だけではなく新耐震基準以前のマンションの場合は住宅ローン減税や税制優遇を受けられない場合もあります。
新築マンションのメリットとデメリット
最新の設備が整い、誰も住んだことのない空間で新しい暮らしをスタートできる新築マンションは、多くの人にとって憧れの存在です。
しかし、中古マンションと同様に、メリットだけでなくデメリットも存在します。
ここでは、新築マンションを選ぶ際に知っておきたいメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
新築マンションのメリット
新築マンションの最大の魅力は、やはりすべてが「新しい」という点でしょう。
最新の設備や間取り、セキュリティシステムが導入されており、入居したその日から快適で安心な暮らしをスタートできます。
中古マンションのように購入後にリフォームやメンテナンスの計画を立てる必要がなく、多くの新築マンションには品質保証が付いているため、しばらくの間は大きな手直しを心配する必要がありません。
そしてなにより誰も住んだことのない空間で、新しい生活を始められる喜びも大きいでしょう。
また、住宅ローン減税や優遇制度が受けられ、ランニングコストを抑えられる可能性もあります。
新たに入居する人同士で新しいコミュニティも築けるかもしれませんね。
新築マンションのデメリット
新築マンションのデメリットは、価格が高額になることです。
最新の設備やデザイン、ブランド価値が反映されるため、中古マンションに比べて購入費用が高くなる傾向にあります。
特に注意したいのは、新築マンションの価格は購入後に大きく下落するのが一般的です。
新築として販売されたマンションは、どんなにきれいに使っていても、人が住んだ物件は「中古」という扱いになります。
そのため、もし短期間で売却する可能性がある場合は、購入時よりも価格が下落するリスクがあることを十分に理解しておいてください。
また、完成前のマンションの場合、モデルルームなどで判断しなければならず、実物を見ずに購入を決定する必要があります。
そのため、イメージとのギャップが生じるリスクもゼロではありません。
そして、新築マンションは販売開始から入居まで時間がかかるケースが多い点も、急いで引っ越したい人にとってはデメリットとなるでしょう。
【どっちが良い?】中古・新築マンションを項目別に比較!
新築マンションと中古マンション、それぞれのメリットとデメリットを理解できたでしょうか?
それぞれの特徴を把握したところで、次はさらに深く掘り下げて、具体的な項目ごとに両者を比較してみましょう。
【比較①】購入や税金などのコスト
マンション購入の際、まず気になるのが「お金」に関わることでしょう。
新築と中古では、物件価格はもちろんのこと、諸費用や税金、将来的な維持費用にも違いがあります。
新築マンションは販売価格が高めですが、住宅ローン減税などの税制優遇が手厚い場合があります。
一方、中古マンションは物件価格が抑えられるものの、購入後にリフォーム費用などのメンテナンス費用が発生する可能性も考慮しておく必要があります。
販売価格だけではなく、長期的なランニングコストなども含めて検討することが重要です。
【比較②】設備や住みやすさ
日々の生活に直結する設備や住みやすさも、マンション選びの重要なポイントです。
新築マンションは、最新のキッチンやお風呂、高効率な省エネ設備などが標準で備わっていることが多いです。
また、キッズルームや多目的ルームなどの共用施設が充実している物件も少なくありません。
一方、中古マンションは、築年数によって設備が古くなっている可能性があります。
しかし、その分、リノベーションによって自分好みの空間にカスタマイズできる自由度が高いという大きな魅力があります。
ただし、マンションの場合は建物の構造上、間取り変更には制限があるので注意が必要です。
【比較③】資産価値
マンションは大きな買い物だからこそ、将来的な資産価値も気になるところです。
一般的に、新築マンションは購入当初の価格が高いため、築年数が経つにつれて価格が下落する傾向があります。
中古マンションは、購入時の価格が既に下がっているため、立地や築年数、管理状況によっては、価格が安定している場合があります。
新築と中古、どちらにも共通して言えるのは、人気エリアの駅近マンションや、共用施設が充実していたり、管理組合の運営が良好で修繕計画がしっかりしている物件は、比較的資産価値を保ちやすいという点です。
これらの要素は、将来的に売却や賃貸を考える際に非常に重要になります。
【比較④】安全性
安心して暮らす上で、マンションの安全性は非常に重要です。
新築マンションは、最新の耐震基準や防災設備が導入されているため、高い安全性が期待できます。
また、セキュリティシステムも充実しているケースが多く安心です。
中古マンションの場合、築年数によっては旧耐震基準の物件もありますが、耐震補強工事が行われている物件や、定期的な点検・メンテナンスがしっかり行われている物件であれば、安心して暮らすことができます。
まとめ
新築マンションと中古マンション、どちらもメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶべきかは、結局のところあなたのライフスタイルや何を最も優先するかによって大きく変わってきます。
これからマンション購入を検討しようと考えている方は、ぜひ不動産のプロである駅前不動産に相談してみてください。
経験豊富なスタッフが、お客様一人ひとりのご要望やライフプラン、そして具体的な状況を丁寧にお伺いし、新築と中古のどちらがお客様にとって最適な選択肢なのか、購入までの道のりをしっかりとサポートさせていただきます。