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住宅購入

中古マンション購入の流れとは?プロが詳しく徹底解説

2025年02月21日

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多くの方が中古マンションを購入する際、住宅ローンを利用しています。

 

しかし、「ローンを組んで本当に大丈夫かな?」「やっぱり現金で買ったほうが安心かも…」と、不安を感じる方も少なくありませんよね。

 

本記事では、住宅ローンを使って中古マンションを購入する場合と現金で購入する場合の流れを詳しく解説します。

 

中古マンションの購入を検討していて、住宅ローンについて不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。


中古マンションをローンで購入する際の流れ

中古マンションをローンで購入する場合と現金で購入する場合の大きな違いは、金融機関による審査や手続きが必要になる点です。

 

住宅ローンを利用する場合、通常「事前審査」と「本審査」の2段階で審査が行われます。

 

この際、必要な書類を準備したり、審査に時間がかかるため、実際に物件を購入できるまでには最低でも1か月程度が必要です。

 

以下にて、住宅ローンを利用して中古マンションを購入する際の主な流れについて詳しく解説します。


(1)予算の設定と物件選び

まずは購入予算を決定し、どのような中古マンションが買えるのか、物件選びを行います。

 

住宅ローンを利用する場合の予算設定のポイントは2点あります。

 

  • 月々いくら返済できるか?
  • いくら借り入れが可能か?

 

今、賃貸に住んでいる場合は現状の家賃を参考に、月々いくら返済ができるかを検討します。

 

一般的に、居住費は手取り収入の3割以内が理想的とされています。また、ご自分がいくらまで借入ができるのかも考えましょう。

 

目安としては年収の5〜7倍までが借入可能額と言われています。

 

物件選びはいくつかの優先順位を決めておくと選びやすくなります。

 

エリア・予算・広さ・間取りなど何を重視するか、あらかじめ決めておくことで、理想の物件を見つけやすくなります。


(2)不動産会社に相談して見学する

希望条件に合う物件を探したら、不動産会社に相談します。

 

不動産会社に希望や条件をしっかり伝えておくと、希望に沿った物件を紹介してもらったり、注意点を教えてくれますので、後悔がない物件選びが可能です。

 

気になる物件は実際に見学し、複数の候補を比較検討することをお勧めします。

 

中古マンションの場合、空室の状態のものと、所有者がまだ住んでいる状態のものがあります。

 

空室の場合は自由な時間に隅々まで内覧することができますが、居住中の場合は、居住者の都合に合わせて見学する必要があり、隅々まで見学できないこともあります。

 

しかし、実際の暮らしぶりが見れたり、居住者のリアルな意見なども聞くことができます。

 

物件の見学は少なくても2〜3つの物件を比較することをお勧めします。

 

ただし、あまりに多くの物件を見すぎると、どれが良いのか分からなくなることもあるため、見学は5件までを目安にすると良いでしょう。


(3)購入申込とローン事前審査

購入したい物件が見つかったら、購入申込を行います。

 

購入申込は買主の購入の意思表示を正式に示すものであり、同時に価格交渉や引渡し条件などの交渉も行います。

 

不動産会社が仲介に入っている場合は、担当者が代わりに交渉を行ってくれます。

 

また、売主にもよりますが、住宅ローンを利用する場合は事前審査の承認が必要です。

 

事前審査が得られないと、物件を抑えることができないので、購入申込と同時に住宅ローンの事前審査も申請し、承認を得ます。

 

事前審査は銀行窓口で行うものと、WEB上でできるものがありますが、不動産会社の担当者と相談しながら進めるようにしましょう。

 

事前審査には通常1〜5日程度かかります。

 

中古マンションの購入にかかる諸経費についてはこちら


(4)売買契約の締結

ローンの事前審査と条件の交渉が完了したら、売主と正式に売買契約を結びます。

 

売買契約の際に、重要事項説明を受けます。

 

これは、物件と売買契約について宅地建物取引士が説明を行います。

 

重要事項説明を受け、問題がなければ、売買契約を締結します。また、この際に手付金を支払います。

 

手付金は売買価格に充当される金額ですが、売買価格の5〜10%が一般的です。


(5)ローン本審査

売買契約後に住宅ローンの本審査の申請を行い、承認を得ます。

 

本審査には事前審査時に提出した書類に加えて、住民票や納税証明書などの書類を提出します。

 

本審査には、1〜2週間程度かかります。

 

本審査が承認されると、金融機関との住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)を結びます。

 

ローンの審査項目に関する詳しい情報はこちら


(6)物件引き渡し

住宅ローンの融資を受け、残代金や諸費用を支払って物件の引き渡しが行われます。

 

物件の引渡時には、残代金の支払い、所有者の名義変更、鍵の引渡しを同時に行います。

 

一般的にこれらの手続きは銀行で、買主、売主、不動産会社、司法書士の立ち合いの元で行われます。

 

物件の引き渡しが終われば、いよいよマンションでの新生活がスタートします。

 

中古マンションの購入時に注意したいポイントはこちら

 

中古マンションを購入してから入居までにかかる時間は?

物件の引き渡しで鍵を受け取ったら、その日から入居が可能です。

 

しかし、中古マンションの場合、現況有姿での売買になるため、前の所有者が退去したままの状態で引き渡されます。

 

マンションの状態によってはリフォームが必要になります。

 

リフォームは物件の引き渡しが終わってから行われるため、多くの場合、リフォームが完了してから入居することになります。

 

リフォームの期間は内容によって異なり、ハウスクリーニングだけなら約1週間、クロスの張替えは約2週間、フルリフォームの場合は3〜6か月かかることがあります。

 

リフォーム工事は引渡し前には行えませんが、リフォーム会社と事前に打ち合わせをしておくことで、スムーズに引越しを進めることができます。

 

引越しまでの時間が限られている場合は、リフォームが必要ない新しい物件や、リフォーム済みの物件を選ぶと良いでしょう。

 

中古マンションを現金で購入する流れ

  • 予算の決定と物件探し
  • 不動産会社に相談し見学
  • 購入申込と売買契約
  • 物件引き渡し

 

現金で中古マンションを購入する場合の手続きは、住宅ローンを利用する場合に比べて非常にシンプルです。

 

大きな違いは、金融機関の審査や手続きが不要であるため、購入までの時間を大幅に短縮できる点です。

 

また、予算の決め方は、「手元に用意できる現金がいくらあるか」「そのうちどれだけを物件購入に充てられるか」といった観点で考えていきます。

 

現金購入ならではのスピーディーさが特徴ですが、資金計画をしっかりと立てることが重要です。


まとめ

この記事では、中古マンションをローンで購入する際の流れと、現金で購入する場合の手続きについて解説しました。

 

自分のライフスタイルや資金状況に合った方法を選び、安心して中古マンションの購入を進めてください。

 

駅前不動産では、福岡県をはじめ佐賀県、熊本県など九州の幅広いエリアの中古マンションを多数取り扱っています。

 

中古マンションの購入をご検討の方はお気軽にご相談ください。

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